座禅のすすめ
 
 
四、隣位問訊【りんいもんじん】
坐る両隣の人への挨拶です。

自分の坐る位置に着いたら、その場所に向かって合掌低頭します。両隣に当たる二人はこれを受けて合掌します。
 
 
 
 
五、対坐問訊【たいざもんじん】
坐る向かいの人への挨拶です。

隣位問訊をしたら、合掌のまま右回りをして向かいに坐っている人に合掌低頭します。
向かい側の人はこれを受けて合掌します。
 
 
 
 
六、面壁【めんぺき】
壁の方に向くことです。

対坐問訊をしたら、そのまま坐蒲の上に腰を下ろします。その時、背骨の下に坐蒲の中心がくるようにします。一方の手で坐蒲を持ちもう一方の手で畳を押すようにして回り、壁の方へ向かいます。
 
 
 
 
七、結跏趺坐【けっかふざ】
    両足を組む坐り方です。

まず、右の足を左の股の上に深くのせ、次に左の足を右の股の上にのせます。足を組んだら手は法界定印を結びます。
 
 
 
八、半跏趺坐【はんかふざ】
    片足を組む坐り方です。

右の足を左の股の下に深く入れ、左の足を右の股の上に深くのせます。

結跏趺坐でも半跏趺坐でも肝心なのは、両膝を確実に地につけ、両膝とお尻の三点で上位を支えることです。
 
 
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