弔事のあれこれトップ > 香典について(表書き、相場、袱紗の包み方)

 
 
 
仏式の葬儀の場合
急なことで喪服の準備が整わないという意味の半喪服を。男性は黒またはダークスーツ、女性も黒、紺やグレーなど地味な色のスーツやワンピース等がよいでしょう。
 
相手の宗教が仏教かどうかわからない場合
「御霊前」と書くのが無難です。
ただし浄土真宗の場合は、「御香典」を使います。

表書きは必ず薄墨で書きます。
水引きより上に表書きをして、水引きの下中央に、自分の名前をフルネームで書きます。
 
連名の場合
表に名前を書くのは3名ぐらいまでです。それ以上の場合は、「○○一同」などと書き
別紙に全員の名前を書いて中包みの中に入れます。
水引きは、黒白または銀色のものを使います。
結び方は、二度とあってほしくない弔事の場合は、「結び切り」にします。
 
袱紗の包み方
袱紗の包み方は慶事とは逆です。
(1) まず袱紗を角が上下左右にくるようにして広げ、香典袋を表を上にして中央かやや右寄りに置きます。
(2)袱紗を右、下、上の順に折っていき、最後に左側を折ってはみ出た部分を裏側に折って包み込みます。
香典を差し出すときは、包んだ逆の順序で開き、香典袋の表書きが相手に読めるように向けて渡します。
袱紗にはいろいろな色、柄がありますが、派手なものでなければOKです。
 
 (※地域によって差が出る場合があります。 )
香典の額は、あまり多くても失礼にあたります。相手との関係やの立場で違ってきます。
 
 
相手との関係 一般的な目安
勤務先の上司 5,000円 
勤務先の同僚 5,000円 
勤務先の部下 5,000円〜10,000円 
勤務先社員の家族 5,000円 
取引先関係 10,000円 
祖 父 母 10,000円 
両   親 100,000円 
兄 弟 姉 妹 30,000円〜50,000円 
おじ・おばその他の親戚 10,000円 
友人・知人 5,000円 
隣 近 所 3,000円〜5,000円 
そ の 他 5,000円 
 
何人かで出し合う場合 ………… 1人1,000円から、立場によって5,000円程度
 
近所の人の葬儀で、町内会に入っている場合等は、お手伝いや参列、香典なども会の規定に沿って行動します。